モンゴルの建設ラッシュ

 

 

とにかく、箱をつくる。

そんな戦後復興後のような街、ウランバートル。

 

そこら中にタワークレーンが立ち、スケルトンコンクリートがむき出しで立ち並ぶ。

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ちなみに、白く見えている外観は、外断熱を貼付けたところ。
発砲スチロールのようなものらしいが、防火規定もへったくれもない。

日本の構造をムリクリ当てはめるとすれば、ラーメン構造+ブロック構造。

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柱、梁、床のみRC、壁はブロック(ちなみに無筋!)

 

この構造が基本。

躯体をすべてRCでやるのは、あまりない。

コストがかかるから。

 

しっかりとつくれば、それなりにコストが掛かる。

それだけの高額物件を買える中級層~富裕層が、まだウランバートルには多くない。
いくつか、生粋の(?)ラーメンも見られたが、配筋レベルは不明。

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ま、でもブロック造よりも、遥かに造りはしっかりする。
ぶっちゃけ、今のウランバートル市内を見渡すかぎり、安く作って安く供給、これがベースのようだ。

資材はほとんど中国などからの輸入。

国内で生産するより輸入した方が安い。

 

いいかどうかは議論しても仕方ない。

これが、この国のやり方だから。

 

法律もあるがあってないようなもの。

賄賂も常習的に行われる。

それでも、あーだこーだ言っても仕方ない。

それがこの国のやり方だから。

「郷に入っては郷に従え」だ。

 

 

基本、外国人個人が土地を所有することはできない。

また、モンゴル人でさえマンションの区分所有という制度が確立していないので、基本、上ものだけを所有する。

不動産投資をするなら、現地のしっかりした管理会社を見つけることが重要だ。

 

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