やっぱり地球はスゴかった。

 

師走です。

皆様、年の暮れ、いかがお過ごしでしょうか。

外は寒うございます。

しかし、12月ってこんなに寒かったか?っていうぐらい、ここ数日寒くないか?

北海道では大雪とか何とか、NYでも大雪とか言っとったな。

そうかと思えば、フィリピンでは、季節外れのは台風直撃とやら。

まあ、ホンマに地球全体どうなっとるんじゃ、と。

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確かにね、もうかなり前から、地球温暖化が異常気象を引き起こしているのだと言われておりますけれども、しかし、ここ十数年の地球全体の平均気温は、実際のところ上昇はしておらへんのだ。

まあ、この地球温暖化については、実際は根も葉もない嘘だと異を唱える人もおりまして、ワタクシ自身も詳しいことは分かりませんけど、それでも、やっぱり昔と比べると、ゲリラ豪雨とか竜巻とか(子どものころなんて、竜巻っつうのはどこか異国で起こるものだと思ってた)、体験したことないような自然現象に出くわすことが多くなったような気がする。

そして、残念なことに、その自然災害で多くの方がお亡くなりになったり、困難な生活を強いられたりしているのは、誠に心が痛む次第であります。

 

ここ十数年の気温上昇が見られなかったのは、ある程度の高さまで上がり続け、一旦中断してしまった、と考えられていた。

が、上昇していたのは大気ではなく、海水だったということが解明されたとな。

太陽からの入射エネルギーが、大気をすり抜け、地表を温めるよりもずっと多くのエネルギーが海水に吸収されていたということらしい。

んで、この海水温上昇が、世界各地に異常気象をもたらしているのだと。地球温暖化は決して中断してなどいないのだ、と地球物理学者が警告する。

 

気象学についてはよくわからんが、確かに、そう言われてみるとそうかもしれんな。

空気を1℃上昇させるよりも、水を1℃上昇させる方がエネルギーは多く必要なわけで、目に見えない形で、ジワジワと海水温が上昇しているのも納得がいく。

 

余談ですが、以前、至る所に太陽光発電パネルを敷き詰めたら、パネルが太陽エネルギーを吸収して、気象変化が起こるなんて言ってた人がいたけれど、あれは太陽の「光」を利用したものだから「熱」とは関係ない。それ言うなら、太陽熱温水器だな。

 

物理学者によると、この海水温上昇が限界に近づきつつあるらしい。

自然の力が先か、人間の知恵が先か。

でも海のおかげで、私たち、とりあえずは驚異的気温上昇から守られているとうことになりますな。

 

自然が守ってくれると言えば、もう一つ。

原発事故後、水が汚染されるだの、農産物が汚染されるだの、福島の人々を初め、日本全体が、危機にさらされた。

が、実際は、セシウムは想定以上に検出されなかった。

一体、どこに潜んでいるのだと思ったら、どうも「土」らしい、という話が、去年頃でしたか、あったのですけど、その後の研究で、ちゃんと立証されたようでございます。

「土壌のセシウム、黒雲母に吸着 東大など解明」

正確には「黒雲母」という花崗岩が風化してできた微粒子にセシウムを吸着する力があったみたい。

 

火山から花崗岩が生成し、それがセシウムを吸着。

火山国日本にとっては、なんとも皮肉的にも思える自然現象ですけど、まさに自然に守られている、そんな感じがしてなりませぬ。

人間の力はスゴイ言うたって、所詮自然の力にはかなわないってことなんでしょうな〜

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