国を滅ぼす「貧富の格差」

 

あのー、何ですかね、自慢じゃないが、ワタクシ政治についてはめっぽう弱い。

というか、そもそも興味がないといっったほうがいいのか。

まあ、ワタクシと同じような政治無関心派は、ここ日本において決して少なくないって、相当な自信もって言えるぞ。

いや、決して無関心を正当化するわけではないけれど、あのね、どの党が与党になろうが、誰が首相になろうが、我々一般庶民にとって、何も変わりはしない、そんな半ば絶望感しかないような政治に、どうして関心が持てようよ、ちゃいますか?

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お盆開けから、バタバタ続きの日々で、あれー、気がついたらもう年末じゃん、クリスマスツリー飾られてるし!みたいな、ちょっと浦島太郎的心境にいたワタクシに、

え、何?センキョ?は?

ってな意表だったわけさ。

大義なき解散だの、戦略的選挙だの、アーダーコーダ外野は騒いでおりますが、そんなことはどうでもよろしい。

で、どうなんだと。

 

そう言えば、ちょいと昔、インターネット選挙がどうのこうの、って話題になってたようだけど、結局あれってどうなったの?

なんか、いつの間にか消えてるよう気がするんだけど。

まあ、無理もないか。熱心に候補者の演説に耳を傾けて、せんせ~などと握手を求めサポートしている「優等生有権者」は、ITリテラシー低めの年代層だもんな。

忙しいビジネスマンや、次の世代を担うべく20代、30代の若者が、朝の忙しい時間帯にわざわざ駅前で足止めて演説聞く?

「なんかしゃべってる」ぐらいにしか印象残んないと思うのだけど。

ま、いいや。

 

しかし。だ。

ちょっと話はズレるが、世界の富の半分を1%の人が所持しているという、ちょっと衝撃的というか、さもありなん的なニュースを聞いたのが先月でしたか。

もちろん、それらは日本を含む欧米諸国に集中しているわけですが、その格差が国家を破滅させると警告する米国法学者がいる。

 

「皆で共和国本来の国民の力を取り戻そう」

国民が主体となるべく民主主義国家の歪み、腐敗、それらは全て、一部の権力=財力の支配によって、しかも見えざる支配によって歪められ、彼らの思うままに操られていると。

実に恐ろしい事実だ。

もはや、民主とか自由とか、そんなものは空想に過ぎない。

彼は米国を「レスターランド」という表現で揶揄しているのだが、これは決して米国だけの話ではない、と断言できる。

 

果たして、日本は、そして世界はどこへ向かうのか。

この格差が広がる限り、行く末は、かつて一国の王が独裁統治をしていた、何百年も昔の時代に戻り、そして、権力争いの戦いが繰り返されるのだろうか。

 

歴史は繰り返す。

そうなのか?

いやいや、もともと人間というものは、支配欲求を本能的に持っているのものなのかもしれない。

 

一般市民にのみ依存する政府。

これが本当の民主主義国家である。

票集めのためだけに一般市民を利用し、票集めのためだけに表向きいい顔をする。

もうごめんだよ、おやっさん。

 

 

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