契約書のバックデートは朝飯前。だけどね、

 

9月30日までに契約をすれば、消費税は5%。

引き渡しが、来年4月以降になったとしても、です。

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以前のこの↓エントリーでも書きましたが、

http://p.tl/ujIY

 

住宅というものは、基本受注生産なわけで、発注して仕上がるまでに時間がかかる。

で、契約はしたものの、引き渡しが増税日を跨ぐ可能性だってあるわけだ。

 

そこで、9月30日という増税日の半年前までを区切りとしているのだが、んじゃ何を持ってそれを証明するのかというと、もちろん契約書です。じゃあ、お願いしますねーなんていう、口約束じゃ、だめ。

契約締結日の記載のある契約書をもってその証となる。

 

そこでだ。

この契約日の記載。

まー、どこの業界でも日常茶飯事に行われていると思うけど(え、ソンナコトないって??またまた・・)、バックデートして日付を入れるなんてこたー、朝飯前なんですわ。

お互い合意とれれば、誰が困るわけでもなし。

 

んなわけで、10月入って契約したとしても、書面は「9月30日」って書けば楽勝!!・・・にはならんのだ。

 

社長さん、今貼ったその印紙、いつ買った??

印紙はあとでいいよねー、なんて10月1日以降に買ったものをはっ付けたりしたらアウト!

 

税務署は調べるとわかる。その印紙がいつ買われたものかなんてね。

そもそも、ギリギリの日付で契約っちゅうのも、怪しい臭いプンプンなわけで、

じゃ、15日くらいにしとけばいいのか、っていうことではないのだが。

ま、そんなコスイこと考えんでも、3%分値引き交渉すればいいんでないかい?

と思うわけだ。

土地には消費税かかりませんから、そんなムチャクチャな話じゃありませんぜ。

 

前回の増税時も、増税後の受注落ち込みは酷いもんだった。

基本、モノの値段は需要と供給。

需要が減れば、供給側が値段を下げようとする。

 

とかなんとかいってるけど、なんだか増税先送りなんて噂もちらほら・・

いつも翻弄させられるのは、我々庶民でゴザイマス。ハイ。

 

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