空の上から徒然なるままに

 

空の旅はいい。

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まー、旅と行っても、ちっちゃなちっちゃな日本の中での移動、しかも仕事となれば、旅というにはほど遠いものがあるけれど、それでもやはり、飛行機に乗るというだけで、ワクワクするのは10代のころから変わりなく、例え国内であっても、夕日に映える機体を眺めていると、日常の疲れや苛立ちがスカッと消える。

私の一番のストレス解消法かもしれない。

 

機体がゲートを離れ、暫くすると機体の下方から整備士たちが出てくる。立ち止まって振り返り、滑走路に向かう機体に向かって手を振る姿を眺めていると、なんとも切ない気持ちになるのは私だけでしょうか。

 

初めて飛行機に乗ったのは、10代後半だったけれど、初めて見る雲海の美しさに、言葉を失った。これぞ、パラダイスだ。

死ぬなら雲の上で死にたい、本気でそう思った。

 

あれから幾度となく、空の旅をしてきたけれど、雲の上から見る地球の美しさは、時を経ても変わらない。

今日も地球は美しい。

地平線がかすかに赤く色づく空を眺めながら、つれづれなるままに思いを巡らす。

この先もずっと、この地球が変わらず美しくあって欲しい。

 

えっと、LCC(ローコストキャリア)、今回初めて乗ったのですけど、普通に快適でしたヨ。

以前、座席が狭いだの、アテンダントの態度が悪いだの、あまりよい評判を聞いていなかったので、全く期待していなかったのですけど、少なくとも今回利用したスターフライヤーについては全く問題なしでございました。

 

真っ黒の機体。

見るからに、戦闘機かいな?と思わせる風体なのですけど、シートは革張りで特段狭くもなく、アテンダントさんの対応も非常に丁寧。

ドリンクサービスで、コーヒーにビターチョコを添えてくれる。チョコ好きの私にとっては、それだけで気に入ってしまった。

 

で、なかなか面白いと思ったのが、初めに流れる安全と避難に関するビデオ放送。シートベルトがどうの、酸素マスクがどうの、いつもお決まりのアレ。

義務だから仕方ないんでしょうけど、毎回どこの飛行機乗っても同じように流れてきて、大事だとわかっちゃいるけど退屈でほとんど聞いておりません。

が、スターフライヤーのそれは、ちょっと漫画チックな工夫がされていて、チョットだけ見てておもろかった。

あ、言っときますが、ステマじゃありませんので、気になればご利用なさって見て下さいまし。

 

ん~、やっぱり空の旅はよかとです。

また、海を超える旅をしとうございます。(仕事でなくて–;)