お隣さんは何する人ぞ?気がついたら巣窟という未来予想図

 

なんなんでしょうね、なんか落ち着きません。

早く見ないと桜が散ってしまう・・ってそんなロマンチックなもんじゃなくて。

でも、満開の桜を見るたびに、この先、いったい何度見ることになるのだろう・・と竹内まりやさんの「人生の扉」みたいなことを思う今日この頃でゴザイマス

https://www.youtube.com/watch?v=e89PWxAN8-0

なんかね、毎日のようにテロだとか自爆だとか、あーまたか、と思ってしまう自分も怖くなるけど、ワタクシが神経質になりすぎてるのでしょうか?

桜が満開のここにいれば、どこか遠いヨソの国のことだよね、まあ関係ないし。そんな風に思ってしまうのも無理はない。

実際、ワタクシだって、幸いにしてそのような現場に出くわしたこともないので、どのくらい悲惨な状態なのかさえ、想像もつかない。全く。

 

ただ、このところ続いている事件を見てて、ふと、近い将来ここでも十分起こり得る、一つの日本の住宅事情が頭をよぎったのでありまする。

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820万戸。

平成25年時点の空家の数。

政府はこの事態に対処するため、「空家等対策の推進に関する特別措置法」を制定した。これに追随し、401の自治体も空家条例を制定。

周辺の生活環境に、著しく害を及ぼすと思われるものに対しては、強制的に調査に入り、取り壊しなどの命令、措置ができる。

この空家問題は随分と前から言われていたが、法整備が整うよりも速いスピードで、空家増加の一途をたどる。

 

ヨーロッパの賃貸契約がどういうものかは分からないが、身分の不確かな者でも、容易に部屋を借りることができるということなのだろうか。

日本では、部屋を借りる時には入居審査ってのがあるよね。その人がちゃんと家賃を払える人かどうか、それに保証人も必要。

ブリュッセルの実行犯の潜伏部屋は、改修工事が行われてからしばらく空家になっていたらしい。もしかすると、貸主が、特に何も調べもせず貸し出したのか、はたまた、彼らが勝手に潜り込んでいたのかはわからない。

ただ、こうした空家が、彼らの巣窟になるのは間違いない。

誰にも見向きもされず、寄り付かれず、彼らにとっては、格好の爆弾製造所と化す。

 

こう考えると、ここ日本においても、格好の場所はいくらでもありそうだって思えるわけで。

都心でなくて、地方が特にね。サリン事件のサティアンのように。

ひっそりした田舎の街にポツンと残る空家に、誰かが潜り込んでたって誰も気にもとめない。

入居審査?

借り手のいない、ガラガラアパートの大家は、おーよく来てくれたで大歓迎。

こういうことを言うと、いやいや、日本は警備が厳しいから、そんな人入国してこないって、ていう人必ずいるけど、日本人にそんなことするような人はいないって信じてるお花畑の人は、我々は他国と違って特別だとでも思っているのでしょうか。

貧困、差別、生活苦難、そういったものが腫瘍の種なら、そんな種はそこらじゅうにあるよ。

 

国交省は、この空家問題、かなり真剣に取り組んでます。(たぶんそうだと思う。そう思いたい。)

けど、ワタクシ、これ単に住宅問題だけの話じゃないと思うわけです。

空家で放置してると税金上げるとか、ライフライン全部撤去するとか、お巡りさんも駐車違反キップ切ってるヒマあったら、地域の巡回するとか。

そういや、この前韓国大使館の前通り過ぎたら、警察官がうじゃうじゃおりましたよ。

何で?何かあったの?

おまけに、「コンチワ!!」と声かけられた!

うわっ、な、なんですか。いきなり。

不審者に思われたのかしら?

確かに、南麻布にはふさわしくない小汚い格好してましたけどww。仕事ですもん。しゃーないでしょ。

 

国外の安全保障はタックル組みたがるくせに、どうして国内はバラバラで動いてるんでしょう。

官僚縦割りもいい加減にして、共同タックル組むぐらいの勢いで真剣になってもらえませんか、とチト愚痴ってみました。